17時半。やっぱりタクシーがつかまり難い今日の夕方。
会社からの帰宅車や学校へのお迎え車なんかで、
縦も横も斜めも裏道も、やっぱりどこも大渋滞でした。
でもラッキー！タクシーは5分で乗れました～♪
よかった　寒空の下、そうそう待ってられん♪
タクシー後部座席で、友達に携帯メールを打ちながら、
す～っかり寛ぐ私。

渋滞で止まっていた時、開いてる助手席の窓から、
疲れた様子の大学生らしき女の子が
運転手のおじさんに話しかけてきた。
 二言。三言。四言・・・・。

女の子　「お金は払うから。」
運転手　「OKっ！！！」
女の子　「謝謝。。。」
助手席に乗り込む彼女。

お？　おおお？　おーいおーい？
聞き取れなかったんだけど、OKって何のことでございますか！？
これって、これって、あいのりってやつだ？！

まあいいですヨ～　困った時はお互い様ですもんね☆
でもこういう時って先客（つまり私）に、運転手か後客が
一応の許可とかとるもんだと想像していたんだけど、
結構、相当、やっぱり、ナンヤカンヤ、適当なんだなぁ（＾＾；）
 
と、寛容なあいのり客で構えていたかったんだけど、
私への声掛けがいつまで待っても一切無いので、
戸惑いを隠せず・・・・

今メーター倒している走行分は私が支払う筈だから、
「アノー、よく聞き取れなかったんだけど、
先に私の方に行ってくれるんでしょ？」
ということだけは確認。
運転手「もちろんだよ！」　　ホッ！　なら　ヨシ！

こうして、思いがけず、神の手に導かれて出会った3人。

何処から来たの？何年天津に住んでいるの？
今日は何か買物ですか？私は美容院に行ってきたところ。
今夜は友達の家でパーティーなの。
最近彼と喧嘩しちゃってね。
・・・・・・・・

なあーんて心ときめくタクシートークは無く・・・・
（あっても内容理解できないけど）
後部座席から前の2人をチラチラ見てみると、
彼女は携帯電話をずーっといじり、運転手も無口な人で、
車内は静かなまま、私は自分の目的地で下りました。
あ、ちょっとガッカリ。

あいのりな夜でした。