2007年から中国天津で生活
中国にいるぞー的な出来事を
綴っていきます
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油が浮いちゃうか、油の精度は大丈夫か、など
あれこれ踏ん切りつかないでいたけれど、考えていてもしょうがない。
何事も物は試し、失敗してもいっか~という覚悟で、
クルミ油(核桃油/ウォールナッツオイル)での手入れを試みた。
以下、自己満足の検証記事です。
★使用したクルミ油
(A)三康 紅木家具専用 核桃油 :サラダ油っぽい香。やや生臭い?
(B)天津宝純核桃油 :油というより酸化気味の醤油っぽい香。
★腰掛けのお手入れ
数年前に沈阳道骨董朝市で、
売り子おじさんが座っていた腰掛けの色味が気に入り、
売り物じゃなかったのに図々しくも売ってもらった腰掛け。
真偽や良否は私にゃちっとも分からないけど、黒檀木(hei1tan2mu4)だとか。
まずはこれが生贄・・・。(A)で磨いてみる。
タオルに少しずつ馴染ませ
薄~く均等に塗り、擦り込んだ。
参考のため、中央を
三角形状に塗り残してみた状態。
擦り込んだ所に
鼻を近づけて嗅ぐと、
ほのかにサラダオイルの匂い。
この後、数日間馴染ませる。
2日後、塗布した物・塗布していない物を比較。
元々は全く同じ色でした。対の物だし。
写真は2日後だが、4日後の今日も同じ状態。オイル臭は消失。
買った時から既に白っぽかった腰掛けだけど、
元々はこんな艶めきを有していたんだね!
と感激する 文句なしの仕上がり!
ということで、次はついに、本番、”茶盤”のお手入れ!
★茶盤のお手入れ
私の茶盤は3年程前に購入した、
紅木の一種と言われる鶏翅木(ji1chi4mu4 けいしぼく)製。
使用頻度が当初 週数回、一昨年よりほぼ毎日、を経て
近頃 使用面(茶器を置く面)が禿げが目立つようになった。
お客様がいらした時には恥ずかしいし・・・。
水に触れ続ける面なので仕方無いよね!とは言っても、
寝る前など幾度となく使用後のタオルドライを忘れてしまったツケかな?
茶盤は飲み物を扱う台だし、しかも香が重要な中国茶なので、
中国茶の香を邪魔しなさそうな予感の(B)で磨いてみる。
タオルで、薄く、もれなく、均等に。
裏から怖々始めたけど、一度塗り始めてしまうと、
ええい!どうとでもなれ!と腹が据わり一気に行ってしまいます。
茶盤に愛を~込めながら~~~♪♪
参考のため、
茶盤上半分は塗り
残してみた状態。
匂いは特にない。
よしよし。
さすがに傷は消えないけど、まあまあ?
ここから数日間馴染ませる。
おおっと!新品みたい!
生活感やくたびれた感じを消し去ってくれ、色に深みと風格が戻った。
2日後、
湯を流してみた。
油が浮くことも、
無し!!
ちゃんと木と油が馴染んだらしい。
ここまできてやっと安心だ~。無事終了です。良かった!
★結論
(A)(B)共に悪い点は感じなかったので、両方使っていきます。
普段から小まめに手入れするのが一番だけど、
小さな手間にも木製品が応えてくれるこの感覚、
仕上がりの満足感は、癖になる。
そして「道具を大事にしている自分って素敵だ」と
1人悦に入るも楽し フフフフ(笑)
防虫・防腐効果も有るそうだし、家中の木の物に塗ってしまいそうだ。
我慢、我慢・・・。
今後も定期的に手入れして、永く時間を共に刻んでいきたいです。
うちに来て良かったと(家具に)喜ばれるように!!
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★何かありましたらお気軽にどうぞ(^_^)管理人そら豆より★
普通にお手入れするだけじゃなく、ちゃんと検証するあたりさすがそら豆ちゃん!
油塗ると色が落ち着いていい感じだわ。
そうやって育てていけるのも木の醍醐味だねぇ。
ところで椅子の下に見えるラグに、何やら見覚えがあるぞ~
こういういい加減なところはいい加減治さにゃならんですね。
あはっ!気付かれた!検証とか比較とか、無駄に好きなんだよねえ。
そう、床のラグは、おじさんの所のあれ!
これに毎日デレデレでナデナデですよ~♪
長いこと放置していましたが、相変わらず楽しくダラダラと元気に生活しています。そしてまだまだ天津駐在中。
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