2007年から中国天津で生活
中国にいるぞー的な出来事を
綴っていきます
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ぐらっと揺れましたね。天津。
揺れたんです、天津。珍しい。すごく珍しい。
あまりに短かったので、
うちのマンションだけ何かが原因で揺れた?(有り得る!)
眩暈? 動悸?(少しは有り得る)
などなど、考えうる事を全て考えたけれど、
他でも揺れてたそうなので一安心。(違うだろー!)
家でどんなに汗だくでも、常に恥しくない服装を心がけねばと、
改めて心に誓いました。
ええと、今回は・・・ 20日もブログ放置していたのか!
この20日間に、天津は完全に夏です。当たり前だ。
でもまだ朝晩は涼しい風が通るので、夜の散歩が近頃はクセになっています。
散歩のあとの冷えた牛乳が、最高!!
なのでブログを書く時間が極端に減りました。
この春の時のことも、色々書こうと思っていたのになぁ。
もう夏かあ。
ではまた。
まだ振り返ります。
2012年の清明節は4月4日(水)。
連休は4月1~3日。日帰りで北京へ行った。
限られた滞在時間。
「海鮮市場を歩く」「厨房道具市場で大理石のすり鉢を買う」という
両者の望みを一度に叶えてくれそうな予感がしたのが
大望路駅の南にある東郊総合卸市場(農貿市場)。
駅を出て橋の西側。突如現われた、街にそぐわぬカラフル建物!
北欧風?東欧風?
2011年地図では東郊の蔬菜水果・花卉市場?何だろうこれ??
今回は東側に用があるので、取り敢えず西側はスルー。
この河の向こうに、東郊総合卸市場がある。
超巨大でありとあらゆる物が売られ、ここへ行けば大概の物が揃うらしい。
橋を渡り東へ入ると、早速道にずらっと並んだ平屋店舗!
車、自転車、荷車の往来も結構激しい。
携帯電話、プラスチック品、ステンレス品、日用品、服飾品、ペット等。
天津の大胡同と同じ雰囲気!ごちゃごちゃ色々売っていた。
* * * * *
【海鮮大世界】
手前の入口。
奥の入口。
水族館みたいな
ネーミング(笑
第一声、中が結構広い!建物は日本の学校の体育館みたい。
【海鮮大世界】の肉区
入ってすぐ肉売り場。
1店舗が1m四方ほどの台。
その上にぎっしり並ぶ肉。
そんな個人店がこれまたぎっしり隙間無く並ぶ。
ちょっと壮観~(人によってはエグイ)
こんな数え切れぬほど店数あって、皆どうやって店選んでるの?
【海鮮大世界】の水産区
肉の隣が海鮮売り場。
活気あるし、水槽の水もちゃんと循環させてるみたいで臭くない。
水産区は、活魚ゾーンと活魚じゃないゾーンに分かれ、
伊勢海老、色々な貝、海蟹、河蟹、
雷魚、鯰魚、石斑魚、鱸魚、桂魚、罗非、
烏江魚、嗄魚(黄腊丁)、包公魚、多宝魚、帯魚、章魚、
ウツボ、エイ、亀、スッポン、カエル等。
馴染みある物から普段あまり見ない物まで。
活魚区画は見て歩くだけでかなり面白い!中国語魚図鑑やっぱ必要だな。
こちら亀。
たかが亀。
されど亀。
喰うための亀。
色んな亀。
買っている人は
見なかったけど。
捌いてもくれる。
1匹 落ちてるよ~
クーラーBOXと
保冷剤
持ってくるんだった!
活きていない方のゾーン。
死んでると一気にテンション下がるなぁ。安いけどさ。
客の活きのよさも、活魚ゾーンの勝ちだな!
でもエイなんかもいて、色んな発見がある。
魚の頭や唇は、中国では列記とした人気食材の1つ。
なもんで、頭だけとか、唇(魚嘴)だけとか、も有り。
タケノコの水煮、キノコ、クラゲ等の区画。
中国菜市場における
タケノコ水煮の
ポジションが
常々気になって
仕方がない我が家。
ここでもやはり
蔬菜扱いではない!
【海鮮大世界】の蔬菜区
写真無いけど、調味料・スパイスの区画もこれに続いた。
隣の薄暗い建物には、ハムやソーセージなど加工食品の区画も有った。
* * * * *
【厨具世界】
さらに奥の建物は、厨房道具やホテル用品の卸。2階建て。
アハハ!かなりしつっこい看板の「厨具」文字。
この厨具世界は隈なく見、隈なく訊いて歩いた。大理石のすり鉢を。
だが白っぽいのばかり。
あれ?
天津でよく見る物と形も違う!
すり鉢は天津で地道に
探すことにした。
【食品交易中心】
記憶が怪しいがここは、
白酒、黄酒、ワイン、洋酒、煙草、乾き物の食べ物等だったはず。
中国ならではの薄暗い建物の各店に、沢山のワインが並んでいるのを見ると、
「ここのこれ、全部本物なのかなぁ・・・・」
なーんて一抹の不安が頭をよぎります。
まだ振り返ります。
2012年の清明節は4月4日(水)。
連休は4月1~3日。日帰りで北京へ行った。
「西徳順爆肚王」の昼食で満腹になったので、
すぐ南に広がる地壇公園(di4tan2)をぶらついた。
入った門はちょうどミニ遊園地になっている辺り。
水上で上下し
旋回するマシーンに
乗って、水に浮かぶ
ボールを網ですくい
バスケのゴールみたいな
所を目掛けて投げる。
子供が掬う掬う。
これは何?
回転椅子?付き添い用成人席に挟まれた、中央の子供席。
西洋人形が怖すぎるよ~・・・
象・・・?
象の色が斬新!
これは・・・
真近で観察していると
かなりヒヤヒヤ!
ロープ状の鎖が
切れたりしません
ように~
とか思っちゃう。
連休のこの日は
園内各所で
伝統工芸品販売と
服装節
をやっていた。
すごい賑わいだ~
Tシャツ5元とか、
確かに激安多し!
工芸品のところで
売っていた今風の
お面。
干支っぽいのと
何かのキャラっ
ぽいの色々MIX。
遊園地とか安売りとかに目を奪われていたら、あれ?
鐘楼や公園っぽい所をあまり見ぬままに、もう出口。
面白かったから、ま いいか。
2012年の清明節は4月4日(水)。
連休は4月1~3日。日帰りで北京へ行った。
それ程遠く離れていない天津なのに、
「美味しいなぁ、北京で食べたのと同じだなぁ」
と思える北京料理に、私はまだ巡り合っていない。
なので北京で食事となれば、我が家は北京料理を一食はセレクト。
今回の目的「爆肚を食べる」「麻豆腐を食べる」は一度で済むね!
今回って言うか、最近はこればっかりのような(笑
広~い北京。さーて どこへ行くか。
北京の飲食店情報で参考にさせて頂いているブログの一つが、
『おおたまの「内モンゴル、時々北京的生活雑記』さん。
ブログ等はほぼ読まない夫が、たまに何か熱心に楽しそうに
読んでいるなあと思うと、まずこちら。好みが似ているらしい。
色々な面で「この人スゴイ!」と感じるブログです。
こちらで紹介されている「西徳順爆肚王」を目指した。
* * * * *
スケート場や公園があるのどかな通りにあった。
到着が13時半。店内は既に食べ終わった状態のお客が数組。
14時で昼は閉まるっぽかったけど、快く招き入れてくれた。
通された席に座りメニューを見ていると、店主
「日本人?珍しいね。こちらの方も日本人だよ。」
と隣のテーブルのお客さんを紹介してくれた。
様子から推測するに、北京にお住まいの方でしょう。
この店の美味しい物を教えてくれました。感謝!
待ってました!
牛肚仁(du3ren2 ミノ)と羊百葉(bai3ye4 センマイ)。
写真は羊百葉。
牛肚仁は次の写真で。
実は真の目的は羊肚仁だったのだが、売切れ。残念。
茹でられたモツをこの絶妙なゴマダレで食べる。
旨い旨い。やっぱり北京は違いますなぁ。北京羨ましいなぁ。
「北京に住んでたら仕事帰りにこういう店寄って1杯やる。いいなぁ」
叶わぬ想いを呟く(嘆く?)夫。いやいやいや、尿酸値危いぞ~
百葉も美味しいけど、
肚仁って何でこんなに美味しいんでしょうね!
待ってました!麻豆腐(写真手前)。
写真
右奥が牛肚仁。
左奥は木耳。
「海碗居」の麻豆腐よりも酸味が強めに感じた。
酸っぱい物苦手な私は「海碗居」の麻豆腐の方が好きだけど、
ここのもやっぱり食べだすと止まらぬ不思議。
そして、隣席の方お勧めで注文してみた、棗のお菓子。
ものすごいボリューム!どうりで「ちょっと高い?」と思ったはずだ。
でもとっても美味しかった!腹十分目だったのに食べちゃえる旨さ。
胡桃が入っていたっけ。また食べたいなぁコレ。
何皿分かテイクアウトして、冷凍保存して、チマチマ出して食べたい。
そして、今回はもう一つ大事な注文が。
実は死ぬまでに一度飲んでみたかった、
密かにずっとずーっとその機会を待っていた、
豆汁 を、ここで注文しちゃいました!
激しく不味いという噂の豆汁。
この店料理もどれも美味しいし、今の時間忙しそうじゃないし、
今なら私 頼めそうな気がしてきた!
「やめとけば」という視線を流して、勇ましく注文。
優しい店主は「豆汁?有るけど、大丈夫?飲める?」と心配してくれた。
ジャーン!豆乳ではありません。
緑豆を煮て摩り下ろして作った豆乳を乳酸発酵させた、北京の朝の飲物。
これかぁ。ジーーン。実物は本当に不味そうな色と濁り。ドキドキ。
ゴクリ。そうか、これなのかぁ。
うん、美味しくはない。でも言われる程不味くもない。
仄かに酸っぱく、豆のカスの粉っぽさが喉に残る感じ。豆乳の様な甘みは無い。
Wikipediaによると
「北京の庶民の味といわれるが、地元北京でも独特の酸味と臭いを嫌う人
が多い。朝食のひとつとして、焦圏や辣絲などとともに食べられることが
多かったが、現在ではこれを出す店を見つけるのも一苦労するほど
消費は減っている。」そうだが、写真の通り
焦圏(リング状の油条)も辣絲(ちょっと辛い漬物)も付いてきた。
焦圏と一緒だと飲みやすかった。
そして意地もあり飲み干そうと頑張ったが、不味くないとは言いながらも、
量もあって結局飲み干すことは出来なかった。ゴメンナサーイ。
飲んでみた私にとっての豆汁は
「美味しいからじゃなくて、身体に良いから飲んでいるって感じ」の飲物。
後に北京人の友人に聞いたが、彼女はあまり好きではないらしい。
営業時間をすっかり過ぎた後の店内。清潔感がある店でした。
何より店主のご主人が非常に穏やかで好印象。こういう店が行きつけにできたら幸せです。
【場所】
北京市东城区和平里中街29号 地壇公園の北側の道。
TEL 010-64200162
営業時間 昼11~14時・夜17~21時らしい
振り返っていいですか?
2012年の清明節は4月4日(水)。
連休は4月1~3日。日帰りで北京へ行った。
夫の希望「爆肚を食べる」「海鮮市場を歩く」「中関村(電気街)に行く」。
私の希望「麻豆腐を食べる」「厨房道具市場で大理石のすり鉢を買う」。
半日でどこまで制覇できるか!
* * * * *
連休初日の天津駅切符売場は、案の定長蛇の列。
買えた切符は、一等車でも2時間後(10時45分)の発車。あちゃ~
またやってしまった・・・
急に気温が下がり凍てつくような強風が吹く寒い日だったので、
駅近くの目新しい小奇麗なファースト丼ぶり店で凌いだ。
* * * * *
北京南駅に着いたら一気に中関村へ移動。初です。
さすがは中国のシリコンバレー!
地下鉄の電光広告とか、他の駅よりお金掛けてますって感じだぁ。
目に明かりが眩しい~
さすがに天津の電脳街(鞍山西道)よりビル数も店舗数も多かったので、
入ったのは「鼎好電子商城」というビルだけ。
中は中国では至って一般的な電機城で、
真偽の判断が容易な物、際どい物、高級品、消耗品、部品、
そんな物を売る各小売店がぎゅぎゅっと密集。
値段の地域差は、生憎私には分からず。
ここで私が心を奪われたのは、最新の電機製品ではなく、
5階のフードコート!
あ、
写ってる人が
ピースしてた(笑
レストラン街の奥の大きな一角を占めるそのフードコートは、
中国各地方のチープ&ローカルフードが一堂に会していて、
さながら地方B級グルメ大衆食堂フェスティバルのような賑わい。
連休だしね。(写真は人が少ない所を撮った。)
よだれを垂らしながら見て周って、
でも今回は別で行きたい店があるため、ここはグッと我慢で引き揚げ。
霧が発生する時期でも天気でもないし、
これは、例の砂ですよね。
まあ まだ軽い方かも(^^;)
今日は一日中マスク(中国の柄入り布製)を屋外では外せませんでした。
と思ったら、バスの中でも 外せなかった!
電動自転車のおばさんで、カラフルスカーフを顔に巻いて凌いでいたのは
今日はこの空気の割に少なくて、
むしろ殆どの人がこれといった対策していない風だった今日の街。
皆慣れたもんです。(慣れたくない)
日本へはもうちょっと前から飛んでいっているそうだけど、
明日あたりまた、多めに行くのかな。
中国は明日から五一(ウーイー)の連休。
うちは29、30、1日の計3連休。(中国の多くの企業が大よそこんな感じ)
また散歩づもりでいたけど、砂ん中は嫌だ。
21日土曜の午前2時半。
爆睡中の寝室に、恐怖のアレが、出ました!!
蚊~~
蚊~~
蚊~~ ぷ~~~~~ん
今年の初もの。全くもって有り難くない。
ラケットで秒殺したのに、今日も新たな奴が出現。
去年よりは2週間位遅い、蚊出現前線でした。
天津の春は、肌寒い日が減って本格的な春になった!と感じた途端、
柳絮(柳綿)で顔や鼻がむずむず。
梅も今が満開。
海棠は葉と花が半々。
迎春花も満開。
なのにもう
夏になっちゃいそうな予感~
写真は今日散歩中に見た
迎春花(ですよね?)。
あ~ 久々のブログも、
こうして手を付け始めるとまたリズムに乗れそう!かも!
書いておきたいことが山程あるのに、
このところは忙しいというよりも、
単なるブログ記事作成への気合不足と、
スザニというウズベキスタン刺繍の画像に熱中していたのと、風邪。
そうそう。去年の夏から珍しくずっと風邪をひいていない
と得意になっていたのに、ついにひきました。今は治りました。
運動不足を痛感する近頃は、
万歩計を腰につけて歩いています。
夜も御飯後に、時々夫婦で近くをウロウロ散歩しています。
数字で見る達成感って必要!!
とはいっても、時々思い出したように付け、
いつの間にか付けなくなるので、
今回はどれくらい続くでしょうか~。
今年2月にやっとオープンしたIKEA(宜家家居)天津。
この日を1年前待った?2年待ったっけ?
遅ればせながら、そのIKEAへ友人に連れて行ってもらったのが日曜午前。
買いたい日用品のメモを握りしめ、開店の10時に乗り込み、
展示ゾーンを楽しんだ後、早めの昼食をIKEA内で。
11時にはこんなに
空いているけど、
12時前には
ほぼ満席でした。
サーモン、肉団子、山盛りマッシュポテト、
スウェーデンのデザートを食べきれぬ程と、
珈琲もおかわりして、煙を上げる工場地帯を見渡しながらランチ。
サーモンときたら、ワインが欲しかったなぁ。
あれもこれもと午後も隈なく物色し、IKEAを出たのは午後3時近く。
夢中だとあっという間です。家に帰ったら首が凝ってた~
中国人は日頃から、購入した品物をそのまま裸で持って帰ったりしてて、
私はそんな様子には未だに違和感有りなんですが、
IKEAの物も、そんな風に手に握って電車に乗っている人が少なくなくて、
例えば 文革時代の名残を残す帽子・服を着たご老人が、
オシャレなIKEAのチーズスライサーを手に握りしめ
電車に揺られている光景なんかは、中々面白かった。
* * * * *
欲しくてたまらない物:
IKEAのキッチン展示ゾーンの棚の中、私が欲しい色・大きさの奴が!
これって運命の出会いってやつ?!
RORA 乳棒&乳鉢(00174458)
69元?
が、品切れーー!
(運命なんかじゃなくて
片想いだった)
ならばいっそ見本でも!と駄目元で見本をレジへ。
案の定、当然、見本品は買わせてもらえませんでした。
天津では、もう彼のような美鉢には会えませんよね、きっと。
北京のIKEAに残っていたりするかなぁ?
誰か見つけたら教えてくれ、ってことで、ここで何気なーくアピール。
近い物ではこんなユニークな
大理石のハンディ石臼が有りました。
艾德思 研磨瓶 89元。
抹茶を挽くのか?
練りゴマを作るのか?
磨り鉢(乳鉢)としては、
公式サイトでこんなニュータイプ野郎が!
艾德思 杵和臼 69元。
かなり格好良い。
今後はこれになるのか?
前の方がいかにもで好きだけどなぁ。
* * * * *
【イケアへの往路】
時代奥城辺りから835路線バスに乗車。バスは一路西へ。
富民路駅を過ぎた辺りより、津滨軽軌(轻轨qing1gui3)線と並走。
社内アナウンスは流れるが、バス停そのものは看板も目印も無くなった。
躍進路駅(跃进路站 yue4jin4lu4zhan4)を通った後、
右手に軽軌線 新立鎮駅が見えて暫くすると、目的のバス停、
華潤万家東麗店駅(华润万家东丽店站)or 東麗家世界駅(东丽家世界站)or 宜家家居東麗店駅(宜家家居东丽店站)。
というわけで、肝心の目的駅が色んな名前があるっぽくて紛らわしい。
なので軽軌線 新立鎮駅を横目に過ぎ、IKEAが見えて来た所で、
席を立ち運転手に「宜家家居に行きたいんだけど~」と声を掛けた。
すると、IKEAの真ん前交差点で停めてくれた。
バスに揺られて50分。6元。うちからはタクシー+電車より手軽だ。
信号の無い道路と砂舞う凸凹空き地を横断し、IKEAに到着。
周辺には工場も多くて、砂漠の中のオアシスの様な天津IKEA。
日本のとも北京のとも様子が違います(笑)
【イケアからの復路】
市内中心へ戻る835路バスを待つのに良さそうな立ち位置は、
津塘公路上の、軽軌線 東麗駅真正面。
(イケア出て津塘公路に着いたら東麗駅が正面に見える位置。)
ここで、バスが来たら挙手して乗車できていた人を見ました。
空席が無いと無視されそうですが。
私達はタクシーで帰り、
日曜夕方で、時代奥城辺りまで40分前後。50元前後。
★ IKEA天津の公式サイト → こちら
油が浮いちゃうか、油の精度は大丈夫か、など
あれこれ踏ん切りつかないでいたけれど、考えていてもしょうがない。
何事も物は試し、失敗してもいっか~という覚悟で、
クルミ油(核桃油/ウォールナッツオイル)での手入れを試みた。
以下、自己満足の検証記事です。
★使用したクルミ油
(A)三康 紅木家具専用 核桃油 :サラダ油っぽい香。やや生臭い?
(B)天津宝純核桃油 :油というより酸化気味の醤油っぽい香。
★腰掛けのお手入れ
数年前に沈阳道骨董朝市で、
売り子おじさんが座っていた腰掛けの色味が気に入り、
売り物じゃなかったのに図々しくも売ってもらった腰掛け。
真偽や良否は私にゃちっとも分からないけど、黒檀木(hei1tan2mu4)だとか。
まずはこれが生贄・・・。(A)で磨いてみる。
タオルに少しずつ馴染ませ
薄~く均等に塗り、擦り込んだ。
参考のため、中央を
三角形状に塗り残してみた状態。
擦り込んだ所に
鼻を近づけて嗅ぐと、
ほのかにサラダオイルの匂い。
この後、数日間馴染ませる。
2日後、塗布した物・塗布していない物を比較。
元々は全く同じ色でした。対の物だし。
写真は2日後だが、4日後の今日も同じ状態。オイル臭は消失。
買った時から既に白っぽかった腰掛けだけど、
元々はこんな艶めきを有していたんだね!
と感激する 文句なしの仕上がり!
ということで、次はついに、本番、”茶盤”のお手入れ!
★茶盤のお手入れ
私の茶盤は3年程前に購入した、
紅木の一種と言われる鶏翅木(ji1chi4mu4 けいしぼく)製。
使用頻度が当初 週数回、一昨年よりほぼ毎日、を経て
近頃 使用面(茶器を置く面)が禿げが目立つようになった。
お客様がいらした時には恥ずかしいし・・・。
水に触れ続ける面なので仕方無いよね!とは言っても、
寝る前など幾度となく使用後のタオルドライを忘れてしまったツケかな?
茶盤は飲み物を扱う台だし、しかも香が重要な中国茶なので、
中国茶の香を邪魔しなさそうな予感の(B)で磨いてみる。
タオルで、薄く、もれなく、均等に。
裏から怖々始めたけど、一度塗り始めてしまうと、
ええい!どうとでもなれ!と腹が据わり一気に行ってしまいます。
茶盤に愛を~込めながら~~~♪♪
参考のため、
茶盤上半分は塗り
残してみた状態。
匂いは特にない。
よしよし。
さすがに傷は消えないけど、まあまあ?
ここから数日間馴染ませる。
おおっと!新品みたい!
生活感やくたびれた感じを消し去ってくれ、色に深みと風格が戻った。
2日後、
湯を流してみた。
油が浮くことも、
無し!!
ちゃんと木と油が馴染んだらしい。
ここまできてやっと安心だ~。無事終了です。良かった!
★結論
(A)(B)共に悪い点は感じなかったので、両方使っていきます。
普段から小まめに手入れするのが一番だけど、
小さな手間にも木製品が応えてくれるこの感覚、
仕上がりの満足感は、癖になる。
そして「道具を大事にしている自分って素敵だ」と
1人悦に入るも楽し フフフフ(笑)
防虫・防腐効果も有るそうだし、家中の木の物に塗ってしまいそうだ。
我慢、我慢・・・。
今後も定期的に手入れして、永く時間を共に刻んでいきたいです。
うちに来て良かったと(家具に)喜ばれるように!!
木製の茶盤が 使い込むうちにかなり禿げてきた為、
拭くだけでなく、そこから一歩進んだお手入れをしたいのですが、
ざっと見た限り、日本語サイトでは求めている情報が得られませんでした。
皆さんはどうやってお手入れされているのでしょう?
天津での乾燥、日本での湿度も気になります。
はて、どうしたものか~?
そこで百度で検索。
すると紅木製品の手入れ方法の一つとして
「核桃油でのお手入れ」が出てきた。クルミ油かぁ。
こういう物でお手入れって、高尚な感じ、する?
よし! クルミ油、採用!
お茶の先生に訊くと、
紅木家具には専用磨き剤や時々クルミ油も使っているらしく、
沈阳道に売っているんじゃないかとの貴重な情報。
取り敢えず、街へ探しに出た。
(1)ウォルマート
先生が家具に使っているという安利メーカーの何か(?)も
有るかどうか&見てみたくて探したけど、分からず。
売り場の女性に尋ねると、これをお勧めされた。
スプレー式家具磨き剤。
家具になら良いけれど、茶道具を乗せる台には
極力自然に近い物を使いたいので、今回はやめておく。
(2)沈陽道骨董通り
行ったのは朝市が行われていない火曜だったので、
殆どの店が閉めている。のんびり静かな沈阳道。
一帯を殆ど探し周り、さらに途中の中国古典家具屋でも訊いた結果、
友誼新天地から近い所に、1軒だけ見つけた。
タバコや酒を扱う狭い店。入り口に「核桃油専売」と旗を掲げていた。
店の外、砂が被った状態で、瓶に入れられ売られていたクルミ油。
油と砂が付くんじゃないか、と触るのを躊躇い、しゃがんで見ていると、
数件隣でトランプに興じていた店主のおじさんがやって来た。
たどたどしく幾つか質問をしたが、嫌な顔せず対応してくれた。
他で買える当ても無さそうなので、最小のを1瓶購入。
「天津宝純核桃油」30ml程の大きさが5元。
こちらでは、橄榄油(gan3lan3you2 オリーブ油)、
白茶油という物も販売中。
(3)有機食品店や南方の食品店
クルミ油が無事買え、友誼新天地の地下をぶらつき、
「南海風情超市」という海南島などの食品を扱う店へ。
目新しいお菓子でもと入店したが、ここにクルミ油が有った!
瓶に
「紅木家具専用」と
書かれているけど
置かれている場所は、
明らかに食品棚。
というかこの店自体が食品だけの筈・・・?
店の女性に訊くと「え?食用でしょ。え?ちょっと見せて。」だって~(笑)
ラベルを確認した女性は、あれこれ説明してくれた。
赤ちゃんがどうのこうのと。
後で知ったのは、中国でクルミ油と言うと「家具の手入れ」よりも、
妊婦・乳幼児・成人の栄養補助食品「孕婴核桃油」としての方が
認知度が高いようで。
これ可食とは書いていないし、食用のはネットで3倍程の価格だから、
やっぱり家具用だと思うよ、おばちゃん。気をつけて~
石家庄丸京干果有限公社「三康 紅木家具専用 核桃油」
250ml 36元。
(4)その他
木製の家具、装飾品を扱う店にも有った。ってことは、
鼓楼、古文化街、花鳥魚市場などでも手に入るんでしょうね。
* * * * *
今回知りましたが、食用クルミ油は、木製用品の手入れ、
マッサージ、シャンプー作り等にもOKなんですね。
ならば、もっと時間をかけて探して、
食用を買えば用途が広がったんだなあ。
* * * * *
中国茶を勉強している身としては、白茶油が何者かが気になる。
店主によると、石の手入れ等で良く使うらしい。
帰宅後調べると・・・・・
白茶油とは、茶油の中でも白い物。
茶油とは、別称、油茶籽油、山茶油。camellia oil(カメリア油)。
油茶(アブラツバキ)という植物の籽(zi3:種子)から採取された油。
油茶と茶葉は学術的に同属(ツバキ属:Camellia)だが異種。
その種子から採取できる油も 全く異なり、
茶葉を採る茶樹の種から採取する油は、茶叶籽油と呼ぶ。
これらcamellia属植物群の種子から採取する油の総称は、
camellia oilという。
らしい。
ややこしいけど、結局今回の白茶油は、
中国茶の白茶はもとより 茶の樹とは関係ない。
想像した「白茶から採れる油」ではなかった。
買ったクルミ油は、早速お手入れに使ってみた。
只今 経過観察中。
長いこと放置していましたが、相変わらず楽しくダラダラと元気に生活しています。そしてまだまだ天津駐在中。
ふらふら散策
写真を撮る
中国茶
たまにチクチクお裁縫
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